処理方法

処理方法

移動式裁断

処理会社の裁断機を搭載した車両が事業所に出向いて、事業所の敷地内で機密文書を処理する方法です。車両内での作業は、外部から密閉した状態で行われます。通常、車両内で機密文書を裁断機に投入する前に選別を行いながら作業を行いますので、異物は除去されます。

定置式破砕

処理会社が事業所に出向いて機密文書を引取り、破砕施設まで運搬して大型破砕機で破砕する方法と事業者が破砕施設に機密文書を持ち込んで破砕を依頼する方法があります。運搬には、専用車両が使用されますので、機密文書以外の一般古紙などと混載しないのが通例です。機密文書を破砕処理する前に開封・選別する場合もあります。破砕施設を保有する処理会社が運搬する場合は、処理施設内の専用ルームで開封・選別が行われます。機密文書の運搬のみを業務としている業者が運搬する場合は、破砕施設とは別の専用施設で開封・選別作業が行われることも考えられます。

直接溶解(未開封溶解)

一部の古紙問屋などが溶解施設を保有している場合もありますが、大半は製紙工場で行われます。処理会社が、事業所から機密文書を引取り、溶解施設に持ち込みます。処理会社は、機密文書を密封状態で引取りますが、そのままの状態で溶解施設に持ち込む場合と専用施設で開封・選別工程を経て溶解施設に持ち込む方法があります。

メリットとデメリット